あなたは運動をしていますか?
「痩せたい」「老後も元気に動ける体を手に入れたい」「かっこいい身体になりたい」
こんな理由で運動をしている、もしくは運動したいと思っている人は多いと思います。
実は、運動にはダイエット等の見た目の変化や、身体機能の向上はもちろんのこと、他にも様々なメリットがあります。
この記事を読めば、今よりもっと運動がしたくなりますよ!
運動から得られる様々なメリット
①痩せる

まず、当たり前ですが痩せることが出来ます。
2014年に行われた『「ダイエット」に関する実態調査』では、成功したダイエットランキング1位に「運動をする」が入っています。
巷には様々なダイエット方法がありますが、調査に参加した45%が「運動」と回答していることからも、ダイエットには結局運動が効果的なことが分かります。
あなたは、運動をせずに、食事を極端に減らすことでダイエットをしようとしたことはありませんか?
この方法では、確かに体重は減るかもしれませんが、筋肉も減ってしまい、かえって太りやすい体質になってしまいます。
また、見た目や体重は痩せることが出来ても、肥満の人と同等の糖尿病のリスクがあるとも言われています。
しっかり運動をして、綺麗に痩せることを目指しましょう。
運動でカロリーを消費しつつ、美味しいものを食べられる方が楽しいですよね♪
②美肌になる

運動をすることで美肌にも近づくことが出来ます。
運動をすること、冬場でもポカポカしてきますよね?
それは、血行が良くなっているからです。
血行が促進されると、新陳代謝の促進につながり、美肌効果や冷え性の改善につながると言われています。
例えば、2020年に株式会社ヴィエリスが実施したアンケート調査で、肌がツルツルだと思う女性芸能人で1位となった綾瀬はるかさんは、仕事終わりに40分のウォーキングを行なっているそう。
綾瀬はるかさんの圧倒的な美肌が、運動の効果を雄弁に物語っていますよね。
③病気を予防できる

あなたは、1日あたりの歩数と病気の関係を示した「中之条研究」というものを知っていますか?
中之条研究とは、群馬県中之条町に住む、65歳以上の全住民、約5000人を対象に、2000年から今も継続して行われている、日常の身体活動と病気予防の関連についての研究です。
中之条研究の中の「1年の1日平均の身体活動からわかる予防基準一覧」では、1日あたりの歩数と、予防に効果がある病気について、以下のような関係が示されました。
1日あたりの歩数 | 予防に効果がある病気 |
2000歩 | 寝たきり |
4000歩 | うつ病 |
5000歩 | 認知症、脳卒中など |
7000歩 | ガンなど |
7500歩 | 体力の低下など |
8000歩 | 高血圧、糖尿病など |
成人の1日あたりの歩数は、男性で6800歩程度、女性で5900歩程度と言われています。
個人差もありますが、1000歩は約10分で歩ける距離です。
今よりも1日10分歩く時間を増やすことで、ガンなどの重大な病気を防ぐことが出来るかもしれません。
明日から、1駅分歩いてみませんか?
④生活に充実感を感じるようになる

2019年にスポーツ庁が実施した「スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、日常生活に充実感を感じているかどうかについての問いに対して、以下のような結果が出ました。
1週間のうち、スポーツをした日数 | 「充実を感じている」と答えた割合 |
0日 | 43% |
1日未満 | 59% |
1〜2日 | 70% |
3日以上 | 76% |
運動をする日数が多いほど、充実感を感じる人が多いという結果になっています。
最近の研究では、有酸素運動(ウォーキングなど)によって分泌される、様々な脳内物質が、充実感につながっていると考えられています。
例えば、多幸感をもたらす「エンドルフィン」や、快感を生み出す「ドーパミン」が、運動によって分泌されることがわかってきました。
もしあなたが、毎日に満足できていないとしたら、今すぐ運動を始めましょう。
⑤心の不調も防ぐことが出来る

病気の面では、身体だけでなく、心の不調も防ぐことが出来ます。
ここでの運動は、ウォーキングやヨガ、水泳といった有酸素運動を指します。
有酸素運動は、先程紹介した、「エンドルフィン」や「ドーパミン」のほかに、「セロトニン」という脳内物質を出すこともわかっています。
「セロトニン」は、悩みや不安を和らげる脳内物質で、心を落ち着かせたり、冷静な判断や強い精神力のもとになります。
強いストレスを受ける仕事に分類される職業に従事している人を対象に行われた研究では、運動を週1回以上行なっている人の方が、行なっていない人に比べて、抑うつ傾向が低いという結果も出ています。
現代社会は、ストレス社会と呼ばれています。
身体の健康だけでなく、心の健康も、運動によって予防出来るのです。
⑥成績が上がる

子育て中の方に朗報です。
実は、体力と学力には関係があることがわかっています。
アメリカの小中学生95万人を対象に行われた大規模調査では、体力調査の成績が高い子供ほど、学業での成績も優秀であるということが分かりました。
運動をすることで、脳の神経細胞が増え、脳の記憶を司る部分である海馬が大きくなることが確認されており、その結果、学力が向上したと考えられています。
一般的には、スポーツ万能な子供よりも、大人しいぽっちゃり気味の子供の方が、勉強が出来る印象を持たれがちですが、実はその逆ということです。
運動後は、脳への血流が増し、思考力や記憶力が高まるため、子供を外で遊ばせてから、宿題などに取り組ませると、一気に成績が上がるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、運動の効果について6つ紹介しました。
- 痩せる
- 美肌になる
- 病気を予防できる
- 生活に充実感を感じるようになる
- 心の不調も防ぐことが出来る
- 成績が上がる
こんなメリットだらけの運動をしない理由はありませんよね?
早速、体を動かしにいきましょう!!
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