このページに辿り着いたあなたはおそらく「〇〇を達成したい！」や「〇〇になってやる！」といった夢や願望を持っている方かもしれません。
もしくは漠然と今の生活から抜け出したいなあと感じている方かもしれません。
この記事はそんなあなたににぜひ行ってほしいたった１つのことを紹介します。
読み終えた後すぐに出来ることなのでぜひやってみてください。
脳の驚くべき機能RAS
たった１つの行動を紹介する前にあなたはRAS（ラス）というものを聞いたことがあるでしょうか？
RASとは脳の中の「網様体賦活系」と呼ばれる系（システム）を意味し、これが目や耳、触覚等から入ってくる情報を選別しています。
実は脳は毎秒４億ビットの情報を処理しているのですが、そのうち99％以上は無意識的に処理されているといわれています。
RASが自分にとって必要な情報とそうでない情報を無意識的に振り分けています。
ここであなたに質問です。
「あなたがいつも通る通勤経路や通学路等の歩き慣れた道を思い浮かべて見てください。その道のりには電信柱が何本立っていますか？」
おそらくはっきりと答えることが出来なかったのではないでしょうか？
何百回と歩いているはずなのに覚えていないのはRASが電信柱の本数は必要な情報でないと判断しているからなのです。
あなたは自分の意思で「電信柱の本数は重要じゃないから覚えなくていいや」と判断したわけではないはずです。
これがRASの機能です。
RASの弱点
先程の例でRASのイメージはできましたか？
他にも「混雑したうるさい場所でも自分の名前を呼ばれると気づくことが出来た」といった経験はあなたにもあるでしょう。
このように私達が生きている中で欠かせない活躍をしてくれているRASですが、その性質上弱点もあります。
それは脳が重要だと思っていないことは全てRASが排除してしまうということです。
あなたの夢や目標に近づくためのヒントが身の回りに転がっていたとしてもRASによって全く気づくことが出来ていないとしたら．．．
恐ろしいですよね？
ではどうすれば良いか。RASに自分にとって必要な情報はこれだということを認識させれば良いのです。
夢を叶えるたった１つの方法
お待たせしました。ついにその方法をご紹介します。それは．．．
夢や目標を紙に書き出すことです！
「なんだそんなことか．．．」と思いましたか？確かによく聞く方法だとは思います。でも実際にやっている人って少ないと思いませんか？みなさんはやっていますか？おそらくやっていない方の方が多いと思います。
だとしたらとても簡単な方法なので今すぐやってみましょう。方法はとても簡単です。
- 夢や目標、やりたいことを20個程度書き出す。
- １日に何度も見えるようにする
- その目標を見てワクワクしなくなってきたものは消しても良い
- 逆に書いていないもので興味が出てきたものはすぐに書く
これを繰り返していくだけです。ちなみに目標を羅列するときは必ず手書きで行ってください。ある研究によると目標を紙に書き、誰かに伝え、説明し続けた人はそうでない人に比べて33％目標達成率が高かったそうです。今の時代、否定的な言葉を投げかけてくる人が多いので誰かに伝え、説明することはよほど信頼を置いている人に向けてでない限り必要ないと思いますが、手書きで書くことなら誰にも邪魔されず出来るはずです。
パソコンやスマホで文字を書くよりも手書きで書いた時の方が記憶に残りやすいと感じたことはあると思います。今、目標を羅列する目的はRASに重要な情報だと記憶させることです。そうであるならばやはり手書きで書くべきでしょう。
夢を叶えて楽しい人生を送ろう
いかがでしたか？この記事を読んだみなさんも騙されたと思って夢や目標、やりたいことを紙に書き出してみてください。そして毎日何度も見るようにしてみてください。そうすればRASがあなたを夢の達成に導いてくれるはずです。１度きりの人生、楽しく過ごしていくために今行動を始めてください。準備するのは紙とペンだけです。
今回参考にしたのは「ブレイン・プログラミング」（アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著、市中芳江訳）という書籍です。詳しい内容を知りたい方はぜひ一読してみてください。また、オーディオブック化もされています。通勤時間等に聞き流す読書週間を始めてみたい方もぜひこの機会にいかがでしょうか？
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